家の中で犬専用の場所を作る

2016年に一般社団法人ペットフード協会が行った調査では、犬と猫の推計飼育頭数全国合計は、1,972万5千頭 (犬:987万8千頭、猫:984万7千頭)という結果が出ました。日本の全世帯数は5,200万世帯ぐらいですので、2〜3軒に1軒は犬や猫と生活している計算になります。

日本人の生活の中で犬や猫はペットとしてではなく、共に暮らす家族として向かい入れられている現状の中で、家の中でペット専用の空間があってもいいなと思っています。猫は自由気ままに家の中で居場所を見つけるので、ペットでも犬の空間を考えてみたいと思います。

犬専用の居場所がある便利さ

家の中に犬専用の場所があるとすれば、このようなイメージです。

間取り

  • 玄関とキッチンの間
  • 勝手口とキッチンの間
  • 場所

  • 1坪ほどの空間
  • 床はコンクリート(モルタル金コテ仕上げ)やタイル
  • トイレゲージなどを置くスペース
  • ペットフードや衣類、リードなどの収納
  • 設備

  • シャンプーや足が洗える洗面台

  • 家の中で犬専用の場所として使い勝手が良いのは、玄関や勝手口など外に繋がる場所とキッチンとの間のスペースです。玄関や勝手口と土間続きであれば、散歩から帰ってきてそのまま手足を洗えて便利です。キッチンと繋がっていると、ご飯を作ってあげるのに便利だからです。

    床の仕上げをコンクリート(モルタル金コテ仕上げ)やタイルなどにすると、犬にとって夏は冷たく心地が良い場所になると同時に、大きな洗面台でシャンプーをしたり、手足を洗ったりする際に水が床に落ちても安心です。

    犬がジャンプをしても届かないところに戸の付いた収納を作ることで、おやつを入れておいたり、犬用の服やリードなどを収納しておけるようにします。1カ所に集めておくことで「あれ?どこに収納した?」と悩むことがなくなります。

    犬専用の場所はキッチンや玄関、勝手口だけに繋がっている隠れた場所にあるわけではなく、リビングから見える場所に作ったり、すぐに出入りできるように壁に穴を空けたりすることもいいなと思っています。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です