アルミサッシは2枚引違いがよい?4枚引違いがよい?

リビングやダイニング、和室や寝室、個室などから直接庭やバルコニーに出られるように掃き出し窓を採用することは多いと思います。掃き出し窓の高さは1.8mや2mなど高いことから、使い勝手の面だけではなく、部屋を開放的に見せたり、太陽の光を室内に取り込んだりするのにも効果があります。

201601052101

地方を中心に住宅を建てるときに、ほぼ全ての家に掃き出し窓があるとは思いますが、開口部の幅が中途半端な場合にガラス戸が2枚の2枚引違い窓を採用するか、4枚引違い窓を採用するか、悩むポイントでもあります。

掃き出し窓の戸の数は2枚?4枚?

窓の幅が1.6m程度であれば2枚引違い窓の1択ですが、2mや2.2m、2.5mのような大きさは2枚引違い窓も4枚引違い窓も選ぶことができます。2枚と4枚はそれぞれ一長一短あり、使い勝手や見栄えなどで採用する窓を決めたいところです。

2枚引違い窓のメリットは、ガラス戸が2枚のことから掃除の時にガラス枠が少なく掃除がしやすいです。室内から外側を見たときにアルミサッシの分量が少ないことで外がよく見えます。

デメリットは、ペアガラスを採用したガラス戸の場合は1枚の重量が重く、開けるのに力が必要であり、小さな子どもは開けにくい可能性があります。1枚のガラス面積が大きいことで、ガラスを割ってしまうとガラス交換が高額になります。

4枚引違い窓のメリットとデメリットは2枚引違い窓の逆です。

2.5m未満であれば2枚引違い、2.5m以上は4枚引違いがおすすめ

引違いの掃き出し窓の全体のバランスと使いやすさを考えると、2.5m未満であれば2枚引違い窓、2.5m以上は4枚引違い窓がおすすめです。

外から掃き出し窓を通して室内を覗かれないようにするためには、ガラス中央に中桟を入れ、上部を透明ガラス、下部を型ガラスを採用すると、室内の下の方は見えないようになります。子どもが室内で遊んでガラスを割ったときも、交換代金が安く済むためよいです。

詳しくはハウスメーカーや工務店、設計事務所などが決めてくれますが、現在の住まいで分かっていること、不満がある場合には伝えておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です