夏の間に使用してきた扇風機を片付ける季節がやってきました。扇風機は季節もので春から秋にかけての季節は使用しますが、冬の間は収納しておく必要があります。
スマートな形をした扇風機であれば問題ありませんが、日本で一般的に販売されている扇風機は円形状の土台に伸縮性のある首がくっついていて、それにファンが付いています。独特な形をしているが故に場所をとります。
1年中扇風機を部屋の片隅に出しておいてもよいのですが、ガタガタとした複雑な形状に加えて、指が入らないように施されたことで、ホコリがたまる上に取りにくいです。
みなさんは扇風機をどこに収納されていますか?
扇風機の片付け方
扇風機の片付け方として、扇風機をバラバラにすることなく大きめなゴミ袋をかぶせてホコリをかぶらないようにして収納する派、扇風機をバラバラにして元々入っていた段ボールに入れ直す派があります。
他にもあると思いますが、今回はこの2つに着目します。
扇風機に大きめなゴミ袋をかぶせてしまう場合、階段下などにある収納庫や屋外にある物置などにしまうことになると思います。扇風機そのままの形で収納する場合は、ある程度面積が必要であり、扇風機の上に何かを置くこともできません。まとまったスペースが必要です。
ファンヒーターなどを利用している家庭では、扇風機とファンヒーターが収納場所を共有していて、扇風機とファンヒーターがそのまま交代する形で室内に出てくるケースも考えられます。
扇風機をバラバラにして段ボールにしまう場合は、扇風機をコンパクトに収納することができますし、段ボールの上に何か他の収納物を置くこともできます。問題は扇風機を使用している間も空の段ボールを収納しておく場所が必要ということです。
扇風機が何台もある場合や他の電化製品の段ボールもある場合は、段ボールだけで収納室が埋まっていってしまうことにもなります。
家に収納室があれば便利
家の中に収納室をしっかり計画しておくとこれらの問題は解決できます。家の大きさにもよりますが2畳、3畳分あると、ちょっとした大きなものも収納できます。また、2階ではなく1階が便利です。
間取りにもよりますが、敷地の中の一番西日が当たる部分を収納室に計画すると、真夏の太陽光で他の部屋が暑くなることを防ぎます。代わりに収納室は暑くなりますが、日常的に使用する部屋ではありませんので、犠牲になってもらうことになります。
扇風機などの季節ものが、使用しない時期にもかかわらず部屋にあると、場所を取りますし、部屋がゴチャゴチャしてみえます。できるだけ片付けましょう。