住宅をフリーアクセスフロア化して配線を隠す

自宅で仕事をする人が増えてきています。会社に勤めながら定期的に在宅勤務で働いたり、仕事をしながら副業を行う人が増えてきました。パソコンを使用した仕事であれば、パソコンだけではなく、プリンタやルーター、モデム、NAS(ハードディスク)、電話など電気を使用する機器が多いところが現実です。

部屋の壁にあるコンセントに延長コードを取り付けて使用している方も多いですし、WiFiなどの無線化が進みながらも、まだまだ安定度や信頼度を重要視して有線LANを使用する人も多く、部屋の床には配線が張り巡らされている人も多いと思います。

そのように考えると、会社のオフィスで採用しているフリーアクセスフロア(OAフロア)は優秀で、たくさんのケーブルを床下に配置することで、オフィスの使い勝手を大きく向上させています。

フリーアクセスフロアは会社のオフィスだけのものではなく、自宅でも採用することができます。もちろん、木造住宅でも可能です。

木造住宅でフリーアクセスフロアを採用する

フリーアクセスフロア(OAフロア)とは、床の上に数センチから数十センチの空間をつくり、その上に別の床を施工したもので、二重床とも言われることがあります。床と床の間にある空間にケーブルなどを配線することで、人が歩く床をスッキリとさせる工法です。

家全体をフリーアクセスフロア(OAフロア)にすると工事費が上がってしまうため、パソコン関係の機器を特に使用することの多い仕事場や書斎のみに採用するとよいです。

フリーアクセスフロア専用材を使用する

住宅建材を取り扱っている企業の中には、フリーアクセスフロア専用部材を取り扱っているところもあります。例えば、株式会社フクビでは乾式二重床という名称で取り扱っています。木造住宅の床下地にあたる構造用合板の上に置くことで、構造用合板と仕上げ床との間に配線用のスペースを作ります。


  • 仕上げとなる床材
  • 構造用合板
  • 乾式二重床(床支持材)
  • 構造用合板12mmやt24mmなど

乾式二重床は土台や大引、梁の上に必ず置くように設置します。ケーブルを出すと想定される場所に穴を開けておくことで床材をタイルカーペットやクッションシートではなく、一般的なフローリングを施工することもでき、変更があれば穴を開けて対応します。

フリーアクセスフロアをやめるときは乾式二重床より上は撤去し、既存の構造用合板の上にフローリングを施工することで普通の部屋と同じ床にすることも可能です。

束と根太でフリーアクセスフロアもどきを作る
専用のフリーアクセスフロア部材である乾式二重床を使用しなくても、構造用合板の上に90センチ角の束をたて、その上に木下地を施工し、構造用合板を張り、仕上げとなる床材を施工することで代用することもできます。

リフォームなら樹脂製OAフロアが便利

リフォームで自宅の1室をフリーアクセスフロア(OAフロア)にされる方は、既存のフローリングの上に置くだけでフリーアクセスフロアを作ることができる樹脂製OAフロアが便利です。樹脂製OAフロアであれば非常に軽いため、2階であっても建物に負担をかけることもありません。

特に工具を必要とすることなく、宅急便で届いた樹脂製OAフロアを並べてタイルカーペットを敷き込むだけで完成します。樹脂製OAフロアそのまま入らない部分は、樹脂製OAフロアをご自身でちょうどいい大きさにカットすることもできますし、細い隙間を埋める専用材も販売されています。

注意するポイントは、既存の建具が部屋に対して内開きの場合は、樹脂製OAフロアを施工すると扉が開かなくなってしまうため、部屋一面ではなく、部屋の一部分のみをフリーアクセスフロアに変えるなどの工夫が必要になります。

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