基礎パッキンで通気性を確保

基礎と土台の間に入れられる黒い物体が基礎パッキンです。家の床下の通気を確保するとともに耐震性も確保しています。

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黒い物体の名前は基礎パッキン!

最近の住宅市場で大きくシェアを伸ばしているのが基礎パッキン(工法)です。基礎を作り終えた後に黒い物体を置いて、その上に土台を乗せます。

この黒い物体こそ基礎パッキンですが、プラスチックではありません。手触りは若干ゴムっぽいところがあり、地震時にコンクリートとも木とも摩擦がかかりズレにくいようになっています。
さらに固く重すぎない素材のため職人さんも工事がしやすそうです。

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基礎パッキンが出てくる以前は、基礎に通気口という幅30cm×縦20cmほどの穴を定期的に空けることで、床下の換気をしていました。床下にネズミなどが入らないように防鼠網で塞いでいます。
この方法で一番問題になった点は通気口の部分は基礎が削られてしまうため、耐震性が落ちてしまうという問題です。通気口の四隅の部分からコンクリートが割れやすく、割れてしまった基礎は地震に対して力を発揮できません。

基礎パッキンは基礎に穴を空けないことから耐震性を確保すると共に、住宅の4方向すべてに通気部分を設けることができ、すべてをあわせた通気面積は通気口よりも大きいという点が認められて普及しました。

基礎パッキンだけでは完全ではないケースもある

基礎パッキンの厚みは2cmほどになります。この部分を空気が通り抜けますが、これだけでは換気をまかなえない場合があります。

住宅同士があまりにも密集していて通気性が悪い土地であったり、敷地や地域全体がまわりの土地レベルより低く湿気が流れ込んでくる敷地などがあげられます。

このような場合は基礎パッキンに加えて、床下に床下調湿材、基礎部分に床下換気扇と取り付けるなどパターンはいくつかあります。

対策をすることでシロアリを来にくくしたり、土台などを腐りにくくする効果はあります。ただし、絶対に大丈夫というものではありません。

上記で基礎に穴を空けることは耐震的にマイナスであると記述しましたが、土台や柱などをシロアリに食べられたり、腐ってしまったりした場合は耐震性で済むレベルではありません。

建物全体を見渡して、何が一番必要なのか優先順位を決めましょう。

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