家の中の荷物を減らすことで地震対策ができる

家の中に置いてある使わない物を減らすことで家自体の重量が軽くなります。軽くなった家は地震時の揺れを弱くし、揺れから人や家を守ります。

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荷物を減らして地震対策

日本は地震国です。最近では数年に1度、日本のどこかで大地震が起きています。今まで地震が起きることが無かった地域さえ突然地震が起きていることから、今では日本の全国各地で地震が起こる可能性があると考えられます。

日本国内で建物を建てる場合、小屋のようなごく小さな建物を除いて、建築基準法により超高層ビル、一般の2階建ての住宅に関わらず、構造計算をすることが義務づけられています。この建築基準法は阪神大震災など大きな地震が起きるごとに改正され、厳しい基準になっていっています。

現実は20年前に建ったビルや住宅は、20年前の建築基準法をクリアしているものの、現在のより厳しい建築基準法に対応していない建物が数多くあります。

MEMO
建築基準法では、これらの建物は新たに新築、改築、改修などを行う際に新しい基準をクリアすることが求められるだけで、より厳しくなった耐震基準が定められた建築基準法に、今すぐに建っている建物すべてが求められる訳ではありません。

現在の建築基準法に対応している場合においても、建物の形、建物の大きさ、地盤の状況、材質の違い、職人の力量などにより、地震に強いか弱いかは微妙に違いがあります。地震に強い建物の形もあれば、地震に弱い建物の形もあり、木造の柱も個体差があります。

地震の揺れの違いで建物の揺れは大きく違う

簡単に地震を実感できる実験があります。時間がある方が是非一度、実験をしてみてください。

テーブルの上に水の入った小さなコップ、水の入った大きめの縦長のコップの2つを準備します。(ペットボトルでも可能)まずは、テーブルをゆっくり揺らしてください。次に小刻みにテーブルを揺らしてください。

どうでしょうか。

ゆっくり揺らすと大きめの縦長のコップの水が暴れて水がこぼれ出すと思います。逆に小さいコップの水はそこまではこぼれないと思います。小刻みにテーブルを揺らすと逆の状態が起きると思います。

これは「共振」といい、建物の揺れと地震の揺れが一致してしまい、揺れが倍増してしまう現象です。このようになってしまうと建物には大きな力がかかり、倒壊の危険が高くなってしまいます。

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住宅を建てるときに地震は選べません。もちろん共振も選べません。どんな小さな建物も大きなビルも想定値を超えて揺れれば倒壊してしまいます。建築基準法はあくまで、今までの地震から想定して決められた未来に対応する地震値を出しているのであり現実は地震が発生してみないとわからないのが現状です。
必ず倒れない建物はこの世には存在せず、倒れる可能性を少しでも下げる必要があります。

誰でもできる地震対策

少しでも地震に対して強い建物にするためにはどうしたらよいか・・・。その1つに余分な荷物を家の中にため込まないことがあげられます。

建物は家の中の家具や物の重さを計算されて建てられています。その量を実際に減らしてやれば、軽くなった建物は地震に強くなります。コップの中の水を減らした状態で揺らせば、水がこぼれにくくなるのと同じ感じになります。

各家庭に余分なものを詰め込んだ部屋はありませんか?それが戸建てで、2階や3階ではありませんか?それを解消することで地震対策の1つになります。耐震改修等の技術に頼ることも地震対策の1つですが、自分自身でできる小さな事でも地震対策になります。

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