寝室のベッドは置く場所が大切

念願の新築住宅を建てて住み始めてみると「なんでこうなってるの?」というケースがあります。例えば寝室(ベッドルーム)です。東の窓から朝日が室内に入り清々しく起きられるのはよいのですが、寝室の大きさは6畳、南には掃き出し窓があり、北側にはクローゼット、東には寝室への出入り口・・・寝室にダブルベッドが置けない!ということもあります。

もちろん、全く置けない訳ではないケースもありますが、掃き出し窓の前にしかベッドが置けず、ベランダへの出入りが不便という話もよく聞きます。

寝室に置くベッドの位置は想像以上に多くのものの影響を受けます。上記のように掃き出し窓を塞いでしまうことの他にも、クローゼットの扉が開かなくなってしまったり、コンセントを使えなくしてしまったり、ダウンライトの光が目に入り眩しかったり。ベッドの置く位置は想像以上に難しいことです。

ベッドの両サイドは空けておく

寝室にベッドを置くときには、ダブルベッドは両サイドを空け、ツインベッドはセンターを人が通ることができる幅の分だけ空けておくことが大切です。頭上にあたる部分は壁に寄せてもよいですが、横、足下の3方は空けておきます。

理由は夫婦のライフスタイルにあります。夫もしくは妻のどちらが先に寝て、どちらが先に起きるか考えます。夫婦仲良く一緒に寝て一緒に起きる場合はよいのですが、どちらかが時間差で寝たり、起きたりする場合、ダブルベッドの横が壁のケースでは後から寝たり、先に起きる人がベッドに乗れなかったり、下りられなかったりしてしまいます。

寝ている相手を起こさないように跨いでいくということは何か違うような気がします。

ダブルベッドだけではなく、ツインベッドであっても両サイドにスペースをつくっておくと、ベッドに布団を敷いたりする際に作業しやすいメリットもあります。

ベッドの両サイドには30cmほどのスペースをつくっておくと人が立って歩けると思います。

ダブルベッド派?ツインベッド派?ベッドの置き場所は最初に決めておく

寝室をつくる前に私たちはダブルベッドで寝るのか、ツインベッドで寝るのかを決めておく事も大切です。それによりクローゼットの位置、窓の位置、照明の位置、コンセントの位置などを決めていく必要があるからです。

この時にシングル、セミダブル、ダブル、クィーン、キングサイズなど、ベッドの大きさも決めておくと、使いやすい寝室が完成すると思います。

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