ダウンライト交換!天井に穴が空いているけどどうするの?

家の照明にダウンライトを採用している住宅があると思います。照明器具の耐用年数は15年ほどで、新築時に取り付けてから故障せず使い続けることは難しいのが現実です。

ダウンライトの点灯が遅くなったり、点灯しなくなってしまうケース、電球を寿命を極端に短くしてしまうケースなど、故障は多岐にわたります。

ダウンライト自体は高価な物ではありませんが、ダウンライトは天井に穴を開けて埋め込まれ、直接電気配線に取り付けられており、壊れた時の取り替えを悩まれる方も多くみえます。ダウンライトが故障し交換するときはどのようにしたらよいのか、みていきましょう。

ダウンライトには寸法の規格がある

日本で販売されて取り付けられているダウンライトには規格があります。規格は穴の直径で決められていて、10cmや15cmなどの寸法になります。

住宅で主に使用されるダウンライトは大まかに、

  • φ50、φ75=小型ダウンライト、スポットライト
  • φ100、φ125、φ150通常の大きさのダウンライト

一般的によく使用されるダウンライトの直径はφ100=10cmからφ150=15cmあたりで、ラインナップも豊富で安価なものから高価なものまで揃っているところが特徴です。電球もLEDからミニクリプトン電球など選ぶこともできます。

最近は小型ダウンライトも流行しています。今までは電球の大きさから直径10cmや15cmなどのダウンライトが主流でしたが、LEDシステムをダウンライトに組み込むことで小型化に成功しました。LEDシステムを組み込んだダウンライトは高額な商品が多くなります。

ダウンライトの取り替えは簡単

ダウンライトの取り替えは、古いダウンライトと新しいダウンライトを交換する簡単な電気工事になります。不調になったダウンライトや点灯しなくなったダウンライトを取り外し、同じ規格寸法のダウンライトをはめ込むだけです。

ダウンライトの取り替えは電気工事士の資格が必要
配線工事を伴う電気工事は電気工事士の資格が必要となります。交換するだけと素人が行うと、感電し大けがをするリスクがあります。

ダウンライトをやめる時の工事は大変

ダウンライトを取りやめて照明器具を無くしたり、ダウンライトの代わりにシーリングライトに変更する場合には、大きな工事が必要になります。

天井がボード(プラスターボードなど)の上にビニルクロスで仕上げられていると仮定すると、ダウンライト付近のビニルクロスを撤去し、ダウンライトの穴の空いた下地のボードも部分的に撤去します。天井を吊るための木下地を組み直し、新しいボード(プラスターボードなど)を張り、ボードの隙間をパテで埋めて、ビニルクロスを貼り直します。

パテが乾くまでビニルクロスは貼れないため、工事は1日では終わらず2日以上かかってしまう可能性があります。

同柄のビニルクロスがあればよいのですが、廃番になっていると天井一面貼り直す必要がでてきたり、家を建てて何十年も経っているとビニルクロスが日焼けをしている可能性も高く、部分的にビニルクロスを貼り替えると貼り替えた部分が目立ってしまう恐れも高くなります。

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