門を勝手に開ける来訪者!門の役割とは?

数十年前に建てられた多くの家には門がありました。門の外側には表札と郵便ポスト、インターホンがあり、家に訪れる方は家主が出てこられるまで待つというスタイルであり、唯一、門を開けて入っていいのは仲のいい近所の方々や子ども、親や兄弟、親戚などであったように思います。

ただ、ここ数年は門をつくる家が減りました。敷地に門をつくるだけのスペースが取れない、金銭的に門をつくることができないという事と共に、そもそも出入りするのに門を開け閉めすること自体めんどくさく、門はいらないという方も増えたと思います。

その中で門のあり方が最近変わってきたなと思っています。

housegate

勝手に門を開けて入ってくる営業マン

親族を除き家に訪れる人を簡単にピックアップしていくと、近所の方々、宅配便、郵便配達員、銀行員や保険関係の方、外回りの営業マンなどが思い当たります。管理人の体験で上記の方々の対応を書いてみました。

近所の方々

ごく普通の近所の方々は、門の前でインターホンを押していただいたり、名前を呼んでいただいたりしています。とても仲良くしていただいている方は門も玄関も開けているのが現状で、突然の雨に洗濯物をしまっていただいたりと助かっています。

宅配便、郵便配達員、銀行員や保険関係の方

宅急便ではクロネコヤマトの配達員さんはこちらが玄関を開けたり、戸を開けると門を開けて中に入ってみえます。いつも同じ配達員さんであり、雨の日は特に助かっています。逆に佐川急便の配達員さんは門から中へ入ってくることはありません。どちらもマニュアルがあるのかなと思っています。

郵便配達員や銀行員、保険関係の方々も基本的には門を開けて入ってくることはありません。たまに郵便配達員さんが門を開けることはありますが、大体郵便ポストに入れ損なった郵便物を拾うために門を開けている程度です。

外回りの営業マン

多種多様な営業マンがいますが、3割ぐらいの方が自由に門を開けて入ってきます。たまに門を開けて玄関扉を叩くのでビックリすることもあります。事前に連絡を取っている営業マンであればまだよいですが、外回りの営業マンが門を開けてしまうのが問題かなと思っています。

門を勝手に開けるのはマナーの上でもNGでは?

住宅にある門は、その家に住む人の領域をに対して、来訪者にここまでは入ってきてもよい、ここから先は入ってきて欲しくはないとテリトリーを視覚化したものであったと思います。それが時代と共に良い意味でも悪い意味でも崩れてきたのかなと思っています。

人間関係により門の捉え方は変化すると思いますが、来訪者は門がある家は門の前、門がない家はインターホン(玄関)の前までが来訪者が自由に行ってよい境界線と捉えることが一般的ではないかと思っています。

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