大工さんへのお茶やお菓子について

建物の工事が始まる前に大工さんとの付き合い方を知っておきましょう。寡黙で技術肌、元ヤンキーで怖い人というのは一昔前の印象で、今はパソコンやスマートフォンなどを駆使する、おしゃべりな爽やか青年もいます!

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大工さんへのお茶やお菓子

人生の中で何度もない家づくりの中で家を作ってくれる大工さんとのやり取りも楽しみたいところです。実際には大工さんとどのようにつきあっていけばよいのかは地域性が強いため、さまざまな書籍を読んでも細かく書いてあるものは少ないです。

両親や親族が近くに住んでいる場合は地域の習わしやしきたりを聞くことができますが、新たなる土地で夫婦のみが家づくりを行う場合は悩むポイントでもあります。

契約時や建て前時に初めて大工さんと顔を合わせることが多いでしょうか。

建て前の時は、

  • 7時にあいさつ
  • 10時にお茶お菓子出し
  • 12時にお昼出し
  • 15時にお茶お菓子出し
  • 18時にあいさつしてお祝儀を渡たす
  • ※事前に大工さんの人数確認が必要

    一般的にはこのような流れが多いように感じます。天候が悪くなれば工事が早く終了する場合もありますし、気節によって出す仕出しやお菓子などは変わってくると思います。

    詳しくは契約したハウスメーカーや工務店などに直接聞くことが一番です。失礼なことではありません。ハウスメーカーや工務店によって昼食の準備などが違う場合もあります。

    平日の大工さんとの関係づくり

    建て前が終わった段階で大工さんが現場にいることは多くなります。昔は10時と15時のお茶お菓子を出すことが普通でしたが、現在は気にする必要はありません。大工さんも好きなお菓子やお茶は持ってきています。(大工さんは今でも大体10時と15時にタイミングで休んでいます・・・)

    「大工さん=無口な職人さん」というイメージが強いかもしれません。もちろんそのような方もみえますが、話し好きな職人さんもいます。

    年齢を重ねた職人さんもみえれば若い新人の職人さんもみえます。意外に建て主さんより若い大工さんが棟梁であったりする場合もあり、話も合いトークが弾む場合もあります。

    建て主さんがお茶やお菓子を持って行くと喜ばれますし、話の中で大工さんの好きなものをお聞きし、今度持って行ってあげれば、大工さんのやる気も上がるというものです。

    あまり深く考えることなく、思いを込めた対応をすることで大工さんに思いは伝わると思います。その中でよりいい家を作ってもらえるように頑張りましょう。

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    大工さんの必殺道具インパクト

    大工さんを見つけたら見てほしいものの1つに道具があります。日本の古来から続く伝統工法によってつくられる神社や寺の建物(社寺建築)には釘を1本も使わず、木と木を組み合わせることで建物を造っていました。

    神社や寺のように芸術的な建物ではないけれど、昔の住宅も同様に釘を使わずに建てられていました。”釘”という概念がありませんでした。

    現在のの木造住宅は1軒につき数千本、数万本もの釘が使われています。以前は釘1本1本をトンカチで打っていましたが、時間がかかりすぎるため、現在はインパクトと呼ばれる電子エア銃のようなものを活用します。

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    構造は通常の銃と同様に、引き金を引くと先端から釘が発射されます。それでは釘を発射する凶器になってしまうため、先端を床などに押し当てていないと、釘は発射されません。

    インパクトは空気の圧力を利用して釘を発射させているため、コンプレッサーから出るホースにインパクトをつないで使用します。 このホースが意外に邪魔で大工さんの行動範囲に制限をあたえてしまうのが難点です。

    よく工事現場で、”パシュ””パシュ”と音がしているのを聞いたことがあると思います。この音がインパクトを利用して釘を打っているところです。1秒もあれば釘が打てるわけですから、時間的にも体力的にも魅力的な道具です。

    技術を要するインパクト

    ”パシュ””パシュ”と音だけ聞いていると簡単そうに聞こえますがインパクトには経験を要します。普通に打つと打ち込まれる釘が浅すぎたり、打ち込まれすぎたりするため、エアの量を調節して、材料の質量や厚さにあった強さで打つ必要があります。

    浅すぎた場合は頭の出た釘をトンカチで打ち込めばよいですが、強すぎて埋まってしまった釘は、釘と材料との設置面積が少なくなります。構造用合板による耐力壁の場合、十分な地震力に耐えられない壁となってしまいます。道具を使いこなすのも大工さんの技術の1つです。

    現場に置いてある大工さんの道具は気になったからといって勝手に触ってはいけません。1つ間違えれば大事故に繋がります。もし触りたい場合は、大工さんが休憩している時間に声をかけて大工さんの指導の下、触らせてもらってください。

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