”完成見学会”は完成した家を見せてもらえる数少ないチャンスです!最低限のマナーを心得て失礼のないように準備しておきましょう。
完成見学会へ行く前のマナー確認
工務店やハウスメーカーなどがお施主さんに引き渡しを行う前に自社が建てた家を一般の方へ公表するのがオープンハウスです。モデルルームなどと違い、実際に人が住み生活する家ですので、現実的な外観の形や間取りになっていることが多いです。
これから実際に住まわれる家ですので、最低限のマナーは確認してから参加しましょう。
1. 事前に参加の申し込みを行う
オープンハウスの参加について「申し込み制」にしていない会社もありますが、基本的には参加人数等を含めて連絡は入れましょう。
オープンハウスを開催した側も参加人数にあわせてスタッフを配置します。突然参加して営業の方に質問をたくさんしてしまうと、申し込みをして家を購入しようと考えている方が質問できる機会を減らしてしまい、失礼にあたります。
2. 大人数で行かない
せっかくのオープンハウスのため見ておかなくては!と意気込み、おじいちゃん、おばあちゃん、家を建てたいとこ、自分、妻、子どもに・・・と大人数で参加してはいけません。他の参加者に迷惑を掛けてしまいます。
最小限の人数で参加をし、帰ってからみなさんにどのようなものであったのか伝えましょう。伝える内に「何がよかったのか」、「何が悪かったのか」などが自分自身の中で整理がつきます。
3. 飲食は絶対禁止
オープンハウスは他人の敷地で行われるものですので、敷地内での飲食は絶対に行ってはいけません。
もし行う場合は、道路まで出てから飲食をしましょう。
4. 素足で行かない
基本的には開催している会社側がスリッパを準備していると思います。準備していない場合においても素足で室内を歩くことはタブーです。
汚れや人の脂がフローリングなどについてしまうため、靴下は必要です。
5. 手当たり次第開けない・さわらない
ついいろいろな所を開けたり・さわったりしたくなる気持ちはわかりますが、手の脂が家具や壁などについてしまいます。最小限にとどめておきましょう。
また、開催する会社によっては手袋を配布しているところもありますので、配布された場合は必ずはめましょう。
6. 子どもから目を離さない
家に素材や形、夫婦での話に集中しすぎて、子どもから目を離してはいけません。もし何か壊した場合に取り返しがつかなくなります。
どうしても走り回ってしまうお子さんの場合は子どもを預けて夫婦のみなどで参加しましょう。
7. 写真撮影やメジャー計測は必ず許可を取ってから
オープンハウスは内観や外観など理想の建物に出会えるチャンスでもありますので、参考にするため記録に残しておきたいところでもあります。
しかし、その建物は別の方の住居となるためプライバシーや防犯上NGとなる場合も多いです。必ず営業の方などに写真撮影を行ってよいか確認をとる必要があります。
8. 家の総工費などを聞くことは基本的にOK
建物を見ている内に総工費いくらの建物か知りたくなるのは普通であると思います。営業の方などに質問をすることはNGではありません。(実際に住まわれる方が近くにいる場合は離れて質問しましょう。)
基本的には答えてくれると思いますが、ズバリの金額ではなくぼかした総工費を教えてくれることが多いです。