庭づくりのポイントと庭にあったら便利なもの

庭のデザインは価格を抑えつつ、お客さんには気を遣い、家族は楽しめるは庭づくりをすることがポイントです。家にお金をかけすぎて外構が見窄らしく安っぽくならないように注意しましょう。

contents15_contents_top

庭に使える予算は確保しておこう

家を建てるときに考えなくてはいけないことは「外構工事費」です。家本体の外壁やキッチン、フローリングなどのグレードを上げたいと思うと、予算が苦しくなり外構工事費が捻出できなくなる・・・というスパイラルは誰もが経験する苦しみです。

外構工事は想像以上にお金がかかる工事であり全体の工事費の10%は必要と言われています。最低限の塀と駐車場だけの工事というケースであっても、土地の大きさにより100万円、200万円というお金は確保しておく必要があります。

それでもできる限り庭に使用する予算を抑えつつ、お客さんには気を遣い、家族は楽しめる・便利は庭を目指したいところです。今回は庭づくりにおいて「お客さんが気持ちが良い!と思える庭のポイント」「庭にあったら便利なもの」をピックアップしてみました。

お客さんが気持ちが良い!と思える庭のポイント

設備機器は玄関の横に置かない

土地が狭小地や細長い土地の場合はガス給湯器、エコキュート、エアコンの室外機などの設備機器を設置するスペースを確保することは難しいです。

contents15_image01

特にエコキュートはヒートポンプユニット(エアコンの室外機のような形をしたもの)と貯湯槽の2つを隣接した形で設置するため大きなスペースが必要となります。これらの設備機器が玄関の横に設置されている家を見かけることがあります。メンテナンス性は最高かもしれませんが、お客さんを迎える玄関の横に設備機器を設置するのは「おもてなしの精神(気遣い)」に欠けていると考えます。

家の大きさを確保したい気持ちはわかりますが、家の1階の部分で表から見えにくいところの一部を凹ませてでも、設備の設置スペースは確保しましょう。それが最低限のマナーだと思います。

新築の家が風景に馴染むポイントは「芝」

新築して間もない家は屋根も外壁もピカピカで真新しいことから「新しく建てた家」という雰囲気が全面に出てしまいます。樹木は家の雰囲気を落ち着かせたり馴染ませたりする効果がありますが、植えてから少なくとも3年ほど経たないとじっくり根を下ろして成長してくれません。

庭に植える植物としてオススメできる植物は芝です。芝の場合はホームセンター等で販売されている30cm角状にカットされた芝を春先に敷き詰めることで、1年でマス目がわからないほど成長し、緑のみずみずしい雰囲気に景色を変え、新しい家が風景に馴染みやすくなります。

芝のデメリットは生長するのが早いため芝刈りが必要になることです。特に庭の隅などで長く伸びきった芝は見た目を悪くしてしまいます。

手入れの手間がかけられない方にはトヨタ自動車が開発した伸びにくい芝(TM9)を活用する方法もあります。何度も踏みつける環境には強くありませんが、芝が伸びにくいため芝刈りの回数が減らせる上、青々とした芝を長く維持することが可能です。ホームセンターやネット通販サイトで希に販売されていますのでチェックしてみるとよいです。

庭にあったら便利なもの

水やりに洗車に便利な立水栓

201609260915

庭に立水栓があると屋外で行えることが増え、室内での家事もスムーズに行えるようになります。考えられる例としては・・・

  • ジョウロを利用して庭に植えてある草花への水やり
  • 家庭菜園で収穫した野菜の土を水で落とす(キッチンで行うと土がシンクに落ちてキズがつく)
  • ガソリンスタンドの洗車機を使用せず、カーポートで洗車する時に使用できる
  • 物置でホコリまみれになったものをそのまま外へ出して水で洗う
  • 大掃除の時に水栓にホースを接続して窓と網戸を一緒に洗う
  • 思いつくだけでもいくつかあります。室内にあるキッチンや洗面所にある蛇口でも行うことはできますが、衛生的に問題があったり、屋内と屋外の行き来が面倒くさかったりと、問題が発生します。水が室内に垂れるようなことがあれば、フローリングにシミが付いてしまう可能性もあり、掃除が増えてしまうなど家事が増える原因にもなります。

    プラスチックのボックスが庭に埋め込まれていて、開けると水道の蛇口が見えるタイプのものもありますが、立水栓の方が確実に扱いやすいです。

    MEMO
    新築時なら低予算でつくることができる

    屋外に水道設備がない家に水道屋さんに依頼をして立水栓を作ろうとした場合、現在の家や敷地に張り巡らされている給水管や排水管の位置を確認し、庭に新たに穴を掘り配管を接続する必要があり工事が大変です。特に給水管を接続するときは1時間など、一時的に水の使用ができなくなります。

    工事自体は1日で終わると思いますが、立水栓はガーデンパンなどの品物代に加えて、人件費や交通費などを含めた工事代金が請求されるため、安い工事ではなくなります。

    新築時に立水栓を計画するケースでは他の給水管や排水管と同時に工事を行うことができるため、配管位置を確認するなどの仕事や出張費などが1度で済み割安に工事を行うことができるはずです。

    将来のために駐車場に200V電源を計画しておく

    2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震によって私たちのエネルギーの考え方が180度変わったといっても間違いではないと思います。同時に将来、石油が枯渇すると言われている中で車のエネルギー源についても今、世界中で変化しようとしています。その1つに電気自動車やハイブリッドカーなどがあげられます。

    現在はガソリンスタンドでガソリンを購入して、エンジンのある車で移動していますが、電気自動車は電気を蓄電してモーターで走ります。この場合、どこで電気自動車に充電をするかが問題になります。今のままの生活スタイルをしていくとなれば駐車場に充電用電源を計画しておくことが最良と言えると思います。

    現在は電気自動車に乗っていなくても、家を建てるときに電気配線を駐車場まで通しておくことで、将来への対応は安くできます。

    遠い将来の話ではなく近い将来時代は変わっていくと思います。太陽光パネルや小型風力発電から室内の電気を賄い、余った電力を電気自動車へ蓄電しておく。そんな時代が来るかもしれません。

    家庭もコンポストで環境対策

    contents33_contents_top

    地球環境で問題になっている地球温暖化の要因の1つにCO2排出量があると京都議定書にも書かれ、以前から課題に上がっています。一般家庭でゴミを燃やすことは禁止され、設備の整ったゴミ処理場で燃やすことで、相対的にCO2を減らすことができ、有害物質も燃やしきることができると言われています。

    しかし、本来はゴミ自体を極力出さない生活をしていくことが一番よいのであり、生ゴミなどを燃やすことも無く微生物に分解してもらい土に返すことができるコンポストは、もっと注目を浴びてもよいと思っています。

    コンポストの形やあり方はいっぱいあります。

    箱形コンポスト

    庭の片隅にプラスチック製や木製でつくられた底のない入れ物を置き、その中へ生ゴミなどの土へ返すことができるゴミを入れることで、地面からミミズや微生物が上がってきて食べてくれるという仕組みです。

    このコンポストはコンポストによって庭の土が豊かになることが一番のポイントです。コンポストによって庭中にミミズや微生物が増え、コンポストの周辺から栄養価の高い土へと変化していきます。

    コンポストは2つ用意しておくことで、片方のコンポストがいっぱいになった段階で2つ目のコンポストを利用します。その間に1つ目のコンポストはすべて分解が終わり、土を出せばまた使うことができます。

    注意
    住宅地などの場合、生ゴミは悪臭の原因になり近隣の家に迷惑をかける場合が多いため注意が必要です。

    電動型生ゴミ処理機

    電動の生ゴミ処理機は日本の各電機メーカーから発売されています。基本的には微生物の入った生ゴミ処理機の中に生ゴミを入れて電動で撹拌させることで堆肥化を早める効果があります。

    台所でも使用できますが、生ゴミを入れると夜中撹拌させているため、撹拌のためのモーター音が結構うるさいのが問題点です。寝室が台所から遠ければよいですが、近いようであれば小屋のようなスペースで稼働させることをオススメします。

    田舎では埋めるだけコンポスト

    田畑が広がる田舎へ行けば、生ゴミは今でも肥料として利用されています。畑に穴を掘っておき生ゴミを入れてある程度貯まった段階で土を被せれば、ミミズや微生物が分解してくれるためよい肥料になります。

    周辺に家がない畑だからこそできる方法です。

    コンポストというとカタカナが並び難しく考えがちですが、昔から日本で行われている方法でもあります。一手間加えるだけで、ゴミを減らすことができ、環境にも優しくなります。家庭に子どもがいればよい勉強にもなります。

    当たり前にゴミを捨てるのではなく、小さな事からコツコツとすることで意識を変えていきたいところです。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)