戸建て住宅のメリット・マンションのメリット

マンションと比べて、戸建て住宅のよいところとは一体どのようなところなのか?そのポイントは”自由度”です。間取りや庭の使い方、隣家との距離の取り方など住む人の自由に決めることができます。

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戸建て住宅のメリット

戸建て住宅のメリットはなんと言っても「家の自由度が高い」ことです。マンションはビジネスの中で利益を生む立地や建物の大きさ、流行の間取りなどが決められてしまいます。
しかし、戸建て住宅は住む方の生活スタイルに合った場所や家にすることができます。

家族のためだけの家

「毎朝サーフィンをしてから会社へ出社したい」
「子どもがアトピーで都会には住みたくない」
「両親が心配だから3世帯で生活していきたい」
「生涯夫婦二人で・・・大人の暮らしを楽しみたい」

戸建て住宅は家に家族のライフスタイルを合わせるのではなく、家族のライフスタイルを最大限尊重して敷地の場所、家の形などを自由に選び、つくれるところが最大のポイントです。

山の崖地で海の絶景を毎日望める土地や温泉が湧き出していることで毎日温泉を楽しめる土地など、個性豊かな土地も数多くあり、マンションでは味わえない豊かさを感じられることもできます。

ずっと狭い家に住んできたので大きい家に住みたい願望、吹き抜けリビングから気持ちがよい風が通る間取り、収納場所がたくさんある間取りなど、生活の考え方を形にできます。
また、外壁のデザイン、屋根の形、クロスの柄やフローリングの種類など、好みにあったデザインを選ぶことができることもメリットの1つです。

視点を変えると、家を建てることに使える予算の中で、立地は悪くてもよいから家本体にはお金をかけたい、家は小さくていいからデザインのいい家に住みたいなど、トータルの予算の中でのお金の使い方にも自由度があります。

緑あふれる庭

戸建て住宅にしかないものの1つに「庭」があります。バルコニーとは違い土が広がります。家族のためだけの敷地に芝や樹木を植えて心地のよいスペースにすることもできます。

道路からのアプローチには大好きな花を植えて訪問者を楽しませるなど、個性ある空間をつくることができます。

また、駐車場の位置についても玄関の近くにスペースをつくることで雨の日に濡れないようにするなど工夫次第で生活を楽にしてくれます。

近隣との心地よい距離感

マンションやアパートとは違い、天井や壁から隣人の音が聞こえてくる。このような音は気になる音です。戸建て住宅の場合は家族が出す必要な音だけが主に聞こえてきます。

生活をする中で車がたまに走る音、子どもの同級生がピアノの練習をする音、毎朝どこかのおじいちゃんが犬を散歩させる足音など、身近な生活音が聞こえてきます。家族のプライバシーを侵害することなく地域とのつながりを感じるひとときです。

音に限らず視線の距離や人の気配など、五感で感じることが生活を豊にしてくれます。


戸建て住宅と比べて、マンションのよいところとは一体どのようなところなのか?駅からのアクセスの良さやセキュリティシステム、地震に強いところなどポイントをピックアップしています。

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マンションのメリット

「郊外の広い敷地に一戸建てがほしい」
誰もが思っているわけではありません。生活スタイルを考えてみると街中に住みたい、地震に強い住まいがほしいなどの要望はマンションの方が適している場合が多いです。

マンションは一般的に大手企業による施工が多いため安心して購入できます。またメンテナンス計画、セキュリティ対策など多種多様な管理を管理会社が行うため住み手は計画する必要がありません。
管理の計画、実行を一括して「お金で買う」ということになります。戸建てのようにさまざまな会社と契約をしなくてもよいというメリットもあります。

立地条件のよいところにある

一般的にJR・私鉄・地下鉄の駅付近は利便性から大手企業やデベロッパー、ファンドなどが資産や商売のため土地を購入することが多いため、商業ビルや高層マンションが建ちやすく、地価が高い傾向にあります。

通勤にかける時間を短くすることで時間をつくり近くの英会話に通うことや、コンビニをうまく利用した生活をすることなど、自分自身の限られた時間を上手に利用して自分自身を磨き明日にいかす都市的生活が可能です。

個人では戸建て住宅を所有するには難しく、利便性のよい地域に住むことができることはマンションにしかないメリットの1つです。

しかし、外に出るとたくさんの他人がいるため、バルコニーに洗濯物を干すと見られてしまいます。また、街中ならではの強いビル風が洗濯物を吹き飛ばしてしまう可能性もあります。

さらに、通常の生活をおくるにはスーパーやホームセンターなどが少なく、買い物に困るケースがあるため調べておく必要があります。

最近では、高齢者の方々が病院が近いなどの理由から街中に住まいを求める方が増えています。高齢者の方々にとって街中は刺激が多く、ショッピングや観光の交通手段も整っていることから、これからの第2の人生のすみかとしても期待されています。

セキュリティなどの防犯

住居の侵入や泥棒は今までの生活を一変して恐怖をあたえます。マンションのセキュリティは高価な最新技術を使用したセキュリティシステムを採用できるところに大きなメリットがあります。

エントランスでのオートロックでは外部からの不審者を機械で退けることができます。ポストの中身が盗まれることなどの犯罪にも対応することができます。

また、常駐の管理人がいるため人の視線を通して不審者を発見しやすいのもメリットです。大手セキュリティ会社と契約しているマンションも多く、犯罪行為が行われる段階でも防ぐことが可能になっています。

メンテナンス計画がある

人が生活をしていく中で建物の風雨による劣化や汚れ、破損などは必ず起こるものです。住まいにはメンテナンスが欠かせません。

マンションには○○年後に外壁の塗装、共通廊下の補修などが計画が立っており、月々補修費などを積み立てていくのが一般的です。メンテナンスの不足により戸建て住宅のような突然の雨漏りや破損で大きな出費が突然起こることが防げるため、計画たててやりくりすることが苦手な方にもメリットになります。

また、外部の植栽手入れも管理会社が行うため木々の手入れや植物の世話が苦手な方でも豊かな環境を得られることができます。

日常の手入れと定期的なメンテナンスによりマンションの資産価値を高めることにつながります。生活の変化で引越を余儀なくされた場合にも大きな助けになります。

地震に強い

日本は世界をみても地震が多い国です。数千年前より地震による災害が多かったため知恵に知恵を重ねて木造、鉄骨造、コンクリート造問わず、耐震技術は世界でもトップクラスです。
これらの技術はマンションにもいかされています。

一般的には鉄骨造やコンクリート造は木造に比べて地震に強く、キチッと法律に対応してつくられた建物は倒れることはありません。

マンションは一時期耐震偽装の問題が起こりました。これらは設計、施工の段階で意図して構造体力が落とされました。マンションを購入される際には、販売者に確認をすることをオススメします。また、管理組合などで構造計算書も保有しているはずですので、必要であれば確認しましょう。別途、専門家を雇い確認することもできます。

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