階段の窓にカーテンをつける派?つけない派?

寝室や子ども室などプライベートな空間は外から室内が見えないように窓にカーテンやロールスクリーンなどを取り付けますが、プライベートな場所とも言い切れない階段は、窓にカーテンを取り付ける家と取り付けない家は家主の考え方によってハッキリと分かれているように思います。

実際に住宅地にある家々を外から眺めてみても、階段と思われる場所の窓にはカーテンやロールスクリーンが取り付けてある家と何も取り付けていない家の両方を見ることができます。

階段の窓に大きな引き違い窓が取り付けてある家と小さなすべり出し窓が取り付けてある家とでは、カーテンを取り付けるケースと取り付けないケースもあると思いますが、大きな窓であってもカーテンを取り付けない家は存在します。

カーテンを取り付ける人の考え方とカーテンを取り付けない人の考え方

カーテンを取り付ける人の考え方とカーテンを取り付けない人の考え方を見てみると、

カーテンを取り付ける

  • 階段も家の中でありプライバシーを守りたい
  • カーテンを取り付けることで窓から逃げる冷暖房の熱を逃がしたくない

カーテンを取り付ける家では寝室や子ども室が2階にあり、夜にLDKから寝室へ向かう途中を外から見られてしまうという点が大きいです。パジャマなどの部屋着を着ている姿はあまり見られたくはありません。

家の中を全館空調している場合やLDKに階段がある場合には、エアコンで温めた空気や冷たい空気が窓から逃げてしまうため、それを抑えるためにカーテンを閉める方もみえます。

カーテンを取り付けない

  • 階段は家の中の通路であり見られても問題ない
  • カーテンを洗うのが面倒くさい
  • カーテンを取り付けないことでコストダウンしたい

カーテンを取り付けない家では、階段は人が通過するだけの場所であり、外から偶然見られるぐらい問題ないと考えてみえる方も多いです。階段の窓にカーテンを取り付けてない場合は、外から階段や廊下に取り付けている天井や照明器具が見えてしまっていることもありますが、特に気にしなければ問題ないという考え方です。

カーテンを取り付けるには、寸法通りのカーテンを購入しなければなりませんし、日々の開け閉め、汚れたら洗わなければなりません。お金も手間もかかることから、カーテンがなければない方が楽という考え方もあります。

外から見えないように窓ガラスを変える

カーテンを取り付けなくてもプライバシーを守ることができ、日々の掃除もしやすい方法はあります。窓ガラスと透明ガラスではなく、ガラスに模様の入った型板ガラスやスリガラスを採用する方法です。型板ガラスやスリガラスを採用することで、太陽光は入ってきますが、外からはモヤモヤとした室内しか見ることはできません。

一般的に型板ガラスは浴室や洗面脱衣室など「見られては困る」場所に使用することが多いですが、階段などに使用する方法もあります。特に階段の少し上の方にある窓であれば、カーテンの開け閉めは困難になります。型板ガラスを採用することで、窓まわりをスッキリさせ、太陽光は降り注ぎ、プライバシーは確保できる空間ができあがります。

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