老後のためにもう1軒家を購入するという可能性

大好きな人と新しい生活が始められる家を考えていくことは本当に楽しいことです。毎日がわくわくしますし、相手のことを見直したり、より好きになってしまったりと、うらやむようなラブラブな関係がここにあります。

ただ、30年後、40年後もずっとラブラブな状態が続くかと言われれば、そうでないかもしれません。

よくある話として「専業主婦として毎日自由に家の中で生活をしてきた妻にとって、仕事を退職した夫が毎日家の中にいるようになることは耐えられない」というものです。

妻が夫に対して「再就職をして、もう5年働いて!」と懇願する姿は、収入が足りていないことから本当に生活が苦しい訳ではなく、少しでも毎日一緒にいる時間を先延ばしにしよう!としている姿が浮かんできます。

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いい夫婦関係を築くために別居する

夫がサラリーマンとして企業に勤めていた家では、朝出勤をして夜帰宅することが一般的な生活スタイルであったと思います。何十年にもわたり、この生活を続けてきた人にとって、退職後いきなり24時間夫婦一緒ということに耐えられない場合もあります。

好きや嫌い以前の問題として、夫婦それぞれの固まりきった生活スタイルを相手に会わせなければならないことが苦痛ということもあります。

一つ屋根の下でギクシャクした夫婦関係を築くよりも、金銭的に余裕があれば1軒家を購入することを考えてもいいかもしれません。家は小さなアパートでもマンションでもかまいませんし、一軒家でもかまいません。

日中の時間帯だけ別宅に行くこともよいですし、1週間のうち3日間は別宅で過ごすというのもいいかもしれません。趣味に没頭するのもよいですし、友達を呼んでワイワイしているの面白いです。

会いたいときに会うことが幸せ

世間体上、白い目で見られることもあるかもしれません。老後は手をつないで買い物に行くようなドラマの中の映像は誰もがうらやむ光景ですが、自分に置き換えた場合、無理なこともあります。

夫婦一緒にいることが苦痛になってきてしまう前に、仲良くラブラブでいられる時間だけ一緒にいるということも大切なことと思います。

年齢を重ねてきた事でお互いが頑固になり譲れないことも増えます。その中での一番いい関係性が築ける暮らし方ができることが幸せにかなと思います。

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