将来を考えて完全フラットの「段差のない家」を建てるか?

「段差のない家」というキーワードはかなり一般的に広まっていると思っています。ハウスメーカーや工務店、設計事務所などでは「段差のない家」を宣伝広告に使用するところもあり、「段差のない家=いい家」という広がり方をしてる感覚を受けます。

実際に50代や60代になり、本人にとって2回目の家づくりの結果、段差を無くし、車椅子で移動できる廊下、介護仕様の浴室、洗面所、トイレなどとすることもあります。また、20代や30代であっても、将来の事を考えて段差のない家を好むケースもあると聞きます。

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段差のない家の良い点や悪い点を少し見ていきたいと思います。

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段差のない家は住みやすい家?

段差のない家というキーワードはとても曖昧で、ハウスメーカーや工務店、設計事務所により、どこまでが許される段差なのかは異なることはご了承ください。

基本的に扉や建具など部屋が変わるところに2cmや3cmなど、微妙な高さの敷居がない住まいは高齢者に優しく、つまづいたり、転んだりする可能性を減らす上でも重要と考えています。最近ではアルミサッシも段差のないフラットのものが販売されており、室内から段差なくデッキへ移動できたり、室内から外へ出る際にもアルミサッシのレールの上に乗っても痛くないつくりになっています。

玄関の段差については考え方によります。

靴を置くタイルや石、コンクリートなどの土間部分、部屋や廊下部分にあたる框やフローリング部分の段差は、完全にフラットにすることで靴を車椅子でも苦労することなく通ることができる反面、靴を脱いだり履いたりしている動作の中で、砂利やホコリが室内へ入りやすくなります。掃除を定期的におこなうことができれば問題ありませんが、素足で踏むとジャリジャリするところが問題です。

その反面、従来の家のように框を設けて20cm〜30cm程度の段差を付けた場合、高齢者は框部分に座って安全に靴を脱いだり履いたりできるため安全ですが、座ることなく出入りをするケースでは足腰に負担をかけることになります。

上記2つのケースの間にあるものは、10cm程の段差を付けるものです。少し段差をつけることで砂利やホコリを室内へ入り込まないようにすることができますが、高齢者用に壁際にベンチを設けるなどして靴を履いたり脱いだりする手助けが必要になります。また、車椅子対応にするためには、小さなスロープを玄関内に設ける必要も出てきます。

どのパターンがよいという話では無く、住まわれる人や暮らし方により違うと考えます。

畳の和室も同様にフローリングと段差のない状態にすることで、フローリングの上を歩く人によってホコリが舞い上がり畳の上に落ちます。畳の和室を使用しようと入り直に座ると、何となくジャリジャリしてしまう問題があります。これも玄関同様に常に掃除をしていれば解消される問題であり、30cm程度の段差を設けることでも解消できる問題です。30cmの段差は椅子として座ることができる高さであり、パーティーなどをリビングで開催した際、リビングの椅子不足を解消してくれるメリットもあります。

将来を介護するかもしれないことを考えて計画する

家族の中で段差のない家がいい!という方と、段差のない家のメリットは分かるものの、あまり乗り気ではないという方がみえる場合もあると思います。(もちろん不必要な小さな段差は無いものとします)その場合は、将来介護する、または介護されるための部屋を初めから決めておくのもよいです。

道路からアクセスしやすい位置に部屋を設けておき、介護ができるベッドが入るように計画しておきます。もちろん、浴室や洗面所、トイレなどもあらかじめアクセスしやすいように考慮し、車椅子でも入る事ができる大きさを確保しておきます。

親の面倒をみなければいけなくなった、自分自身の足腰が悪くて歩けなくなったなど、その時が来たときに、その部屋を利用するというものです。家全体を完全フルフラットの段差のない家としてもよいのですが、20代や30代でまだ見ぬ数十年後を想定して家を建てるのも正直寂しいところもあります。今も十分に楽しむ事ができて、将来にも備える形があってもいいのかなと思います。

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