ポリ合板は耐久性が低く汚れやすい

ポリ合板は家の中のキッチンや家具などに使用される素材の1つです。安いことから多く使用されていますが、耐久性があまりよくないことから汚れが染みついたり、合板が剥がれてきたり問題もあります。

material03_contents_top

そもそもポリ合板とは何?

「ポリ合板」は住宅を建てるときに渡される図面に書いてあったり、家具を購入するときに素材の欄に書いてあったりするため、1度は目にする機会があると思います。
また、最近では大型のホームセンターのDIYコーナーへ行くとポリ合板として普通に販売されているためご存じに方も多いと思います。

material03_image01

「ポリ合板」とは「ポリエステル樹脂化粧合板」の略であり、薄い合板の上にカラーシートを置いてポリエステル樹脂で塗膜したものです。
中に挟むシートの色を変えることでカラーバリエーションを多彩にすることができます。

このポリ合板を製造しているのは町の小さな工場(中小企業)が多いです。理由は製造するのに特殊な工法が必要なく、比較的小さな面積で製造できるところにメリットがあります。
また、住宅の現場や家具製造加工場であっても、ポリ合板は切ったり張ったりの加工がしやすく重宝されています。

「作りやすく、加工しやすく、安い」と3拍子そろった商品はみんなに喜ばれて広まっていった経緯があります。

耐久性に難があるポリ合板

ポリ合板の最大の欠点があるとすれば耐久性です。新しい内は見た目もキレイでよいのですが、時間が経つにつれて汚れが目立つようになってきます。

ポリ合板の汚れの原因はたくさんあります。

・太陽の光で変色してしまう ・ヤカンなどを間違えておいてしまうと熱で変色してしまう ・手垢の汚れが取れなくなってしまう

などがあげられます。また、水にもあまり強くありません。キレイな状態を保つためには15~20年に1度は買い換えたり、張り替えたりする必要が出てきます。

そのため、よく模様替えをして家具を買い換える方や子どもが小さいときだけ安い物をそろえて、大きくなったら買い換えるなど、割り切って使用することをオススメします。

もし、同じようなもので耐久性のある素材を選びたい場合は値は上がりますがメラミン化粧合板を使用しましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です